碁盤上での七五三祈祷 


『 Q1:  天皇家の儀式では? 』
『 Q2:  碁盤上での七五三祈祷をする神社は? 』

    


A1: 
3歳(数え5歳)になると天皇から贈られた袴を着ける着袴の儀が行われています。その後、衣装を改めて碁盤上に立ち、髪の先に三度ハサミを入れる髪置きの祝いが行われます。碁盤上には京都鴨川の青石を置き、それを踏みつけて「えいっ」と声をあげながら南に飛び降り床に立つ儀式が行われています。
皇子は半尻(はんじり)に前張り袴、皇女は袙(あこめ)の装束を着用とし、江戸初期から伝統に則った着袴の儀が行われています。明治時代までは深曽木の儀も行われていた。

A2:
関東では、世良田東照宮と東京千代田区に鎮座する日枝神社のみである。
当宮が七五三の起源を調査研究し碁盤を使用したのが昭和55年(1980)の11月からに対して、日枝神社はその前年度から碁盤を取り入れている。
何故、日枝神社でこの儀式が行われているかというと、江戸時代に徳川五代将軍綱吉公の子である徳松君が祝祈願を行ったとされる神社がこの日枝神社なのである。それを機に諸大名・旗本などの武家で行われるようになり、商家を中心とする一般家庭に浸透していったと言って良い。七五三詣を発祥した神社である。
当宮の七五三祈祷に関しては、ホームページ内『七五三ページ』http://www.net-you.com/toshogu/shichigosan.html
をご覧になって下さい。

現在では、七五三祈祷を行っているお寺もあるようであるが、本来は神社での祝いの儀式であるということを知っておいて頂きたい。同じ関東であっても遠方のため来宮出来ない方は、その由緒により碁盤上での儀式は出来ませんが、お子様の成長を祝う素晴らしい七五三祈祷がお近くの神社でも行っておりますのでお探し頂ければと思います。

2007年08月12日(日) No.20 (ものしり知識)