CATにはまだまだ謎の部分が多いんだけど(英語の読解力が無いばかりに・・・)、いじってる時にハブにピニングの機能がある事を発見した(笑)
[fig01+]
ピニングはモーションビルダーを使ってる人にはおなじみな機能(モーションビルダーの場合は手足もピニング出来る)で、空中にボーンを固定するものだ。
実際にやってみたのが下のGIFアニメだ。
ピン固定の機能は頭や腰骨にも付いているが、頭については腰骨を基準とした固定になるみたいで、腰骨には付いてくが、胸には付いてこない。
そこで、背骨を3段にして試してみたら、ピン固定が有効になるのは、接続する親のハブボーンまででのようで、下の画像は一番上のハブをピン固定して2番目と3番目のボーンを移動してみたものなんだけど、直下のボーンの移動に対しては抗うように反対方向に動くハブボーンも、1つ離れたボーンの移動には素直について来た。
腰骨のピン固定については効果が確認できなかった。また謎が一つ・・・。
モーションビルダーにあって、CATに無い手足のピニングだけど、そのかわりCATにはFKとIKのポーズをそれぞれコピーする機能があるので、困ることは無いね。逆にモーションビルダーのピニングはIKとごちゃ混ぜになるから、操作している時はいいけど、いざ再生してみたらビックリみたいな罪作りな機能な気もする(自分は全く理解しないまま使い出したので、このへんで四苦八苦したよ・・・orz)。
下のGIFアニメはこのIKとFKを相互にコピーする機能を使ってアニメーションを修正する作業をやってみているところだ。こんな事をしなくてもIKとFKをブレンドすればいいんじゃないかと言う意見もあるかも知れないけど、IKは動きが直線的になっちゃうからね。それと、キーを打っていないボーンを他のフレームで動かしちゃうと打点がずれちゃうから気をつけてね。
モーションの一部修正はCATなら修正レイヤーもあるし、組み合わせて使えばより簡単に修正が出来るね。