上野國総鎮守 総社神社

正一位護国霊験惣社大明神上野之國の総鎮守

このホームページは上野の國五百四十九社の総社である前橋市元総社町・上野総社神社の公式ホームページです。毎月1回の骨董市やご祈祷ご祈願、お祓い随時受付けております。

御祈祷受付:午前9時~午後4時 随時出張祭典、地鎮祭、神棚清祓、竣工式、神葬祭等   七五三展示会開催決定:6月8日(土)・9日(日)、6月22日(土)・23日(日)、7月27日(土)・28日(日)、8月24日(土)・25日(日)、9月7日(土)・8日(日)、28日(土)・29日(日)

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上野総社神社に伝わる代表的な宝物(ほうもつ)について


上野国神明帳(群馬県指定重要文化財)

上野国神明帳 歴代の国司は上野国内の神社に幣帛を捧げ巡拝されていたが、人皇第五十六 代清和天皇の御代、上野国内十四郡に鎮座する五百四十九社の神明帳を作り 勧請合祀した。このとき作られた神明帳は、その後三回にわたって書き写さ れ現存の神明帳は弘治二年二月二日(約四百五十年前)ときの宮司・赤石平中 善によって三回目に書き写された物である。この神明帳は昭和四十九年十二 月二十三日、懸仏二面と共に群馬県の重要文化財指定となった。

雲板(群馬県指定重要文化財)

上野国神明帳 大正十五年に手水含を現在地に移転するため、杉の根を掘り起こし作業中に発見された物で、鎌倉時代初期に中国から禅宗と共に伝えられた物ではないかと言われている。この雲板は昭和五十一年五月七日群馬県重要文化財の指定となった。

懸仏 彌勒菩薩(群馬県指定重要文化財)

上野国神明帳 天正四年二月一日(約四百年ほど前)人皇第百六代正親町天皇の御代に奉納された物で材質は鉄製、径二十九糎の円盤形をした表面に高さ一、六糎の厚さで柔和な顔をした彌勒菩薩が半肉彫りに鋳出され、菩薩の内円部に鍍金の跡が残っている。裏側には「奉鋳立彌勒菩薩御正体上野刕(クニ)群馬郡惣所宮所天正十四年丙戊歳二月一日欽言・小島美作守定吉」の銘がある。

懸仏 普賢菩薩(群馬県指定重要文化財)

上野国神明帳 天正十七年三月九日(約三百九十年ほど前)人皇第百七代後陽成天皇の御代に奉納された物で径九、四糎の青銅板の表面に「総社大明神」とあり、六牙の象に乗った普賢菩薩が線刻され、上部に釣り下げ用の穴が二カ所ある。こちらも群馬県重要文化財に指定されている。