ものしり知識

七五三準備


10月になり当宮も七五三詣の祈祷準備が始まった。

      

   【殿内に置かれた七五三用碁盤】

平安中期より天皇家において執り行われている『碁盤』を使用した儀式には、京都鴨川の青石が持ちいれられている。
碁盤上に置かれた鴨川青石2個を踏みつけ、「えいっ」と声をあげて南側へ飛び降りる。
石を踏むのは罪穢れを取り除く禊(みそぎ)を意味し、飛び降りるのは大地にしっかりと足を付ける意味が込められている。

浩宮徳仁皇太子殿下は、明治神宮の清正の井戸の石を代わりにご使用になられている。

      
       【碁盤上の鴨川青石】
 
数ヶ月前、当宮の崇敬者の方から京都鴨川の青石が届けられました。大変貴重な石であるということで誠に有難く感謝致しております。
また当宮での七五三祈祷で実際に使用して頂きたいとのことで、子供の成長の感謝と健康をご祈念するために、たくさんの子供達に青石を踏んで頂ければ幸いであります。

注意) 碁盤上からの飛び降りは、硬くお断りさせて頂きます。


当宮の七五三祈祷は、ホームページ上の『七五三』http://www.net-you.com/toshogu/shichigosan.htmlと『ものしり知識8月12日』http://www.net-you.com/toshogu/sfs6_diary/sfs6_diary/200708.htmlの記事をご参照下さい。
2007年10月03日(水) No.37 (ものしり知識)